この記事は、平成生まれのゆとり世代を部下に持つ人に向けて、一緒にゆとり世代の性格や考え方を理解しつつ、育てていこうと思いまとめたものです。
あくまでも一般的なものなので、当然すべての人に当てはまるものではないことは分かっています。
初めに伝えておきますが、この記事を読んでも明確な答えはありません、、、。
私は、社会人として働き始めてから数年が経ち、数人の部下がいる状態で働いています。
今回、私自身初めてとなる、「バイト経験もない未成年の新卒の部下、いわゆる世代の部下」をもつことになり、どのように教えればいいか悩んでいます。
本当に何から教えればいいのか分かりません。
私自身が、アルバイトや社会人で初めに教わった仕事内容を同じように教えていいものなのか、もっと基本的な「働いて給料をもらうとはどういうことなのか」から教えればいいのか、そこから考えていますが、なかなか答えが見つかりません。
私なりに調べ、本人と話してるうちに分かってきたことがあるので、私と同じように自分より下の世代を部下に持って悩んでる人に役に立てればいいと思い書いていきます。
読み終わったときに、「部下のことをもっとみてやろう!!」と思ってもうことができれば最高です。
ちなみに私も記事を書きながら、早く部下に会って、いろいろと教えようとワクワクしています。
私のメモ的な内容も含んでいます。
完全に個人差がある話なので、一概にどうこう言う話ではないことは分かっています。
項目が多くなってしまったので、読みたいところから読んでください。
目次
若者の「仕事とプライベート」の考え方
一人が楽で他人と分かり合えない。でも誰かと繋がっていたい
まず、根本的な若者の考え方を説明していきます。
若者は個性を伸ばす教育を受けてきました。
「嫌なことはしなくてもいい」、「得意なことを伸ばせばいい」という考え方です。
例えば、給食に嫌いな食べ物が出てくると、「無理して食べる必要はない、嫌いなら残せばいい、栄養は他で補えばOK]と言ったような感じです。
したがって、昔のように「みんな同じなら安心、安心」という考え方は持っていません。
昔は、「空気を読んで輪を乱さないようにすることが重要」でしたし、評価されていたことは間違いないです。
しかし、一般的に今の若者は、個性が強いためそもそも輪を作って生活することが苦手になっています。
変に輪を作ったところで、他人と衝突することが分かっているのです。ならば、一人でいた方がましと考えています。
つまり、
- 協調性がない
- 相手との距離感をつかむことが苦手
という人が多いようです。
当然、思いっきり個性を伸ばすことができているので、得意なことや興味があることに注ぐ熱意はしっかり持っています。
SNSがない時代は、「人との出会いはリアル世界」がほとんどでした。
リアルな出会いを通じて接することで、人とのつながりを感じて大事にしてきたものです。
しかし、若者は先ほど話した通り、協調性がなく相手との距離感をつかむのが苦手なので、人とのつながりはリアルと同じくらい、SNSを通じて行っています。
どういうことかというと、SNSを通じて自分の意見を発信すると、全く知らない人から「いいね」をもらうことで、友達になるのです。
私のようにリアルの世界でしか生きてこなかった人にとっては、ネットで知り合った人が友達・・・・???って感じがしますが、今では普通なのです。
価値観が違うし、これからの普通になるので、私自身も考えを変えていかないといけません。
若者がいるsnsの世界では、自分の意見と合わない人はブロックすればokという世界です。
リアルな人間関係でのつながりを持つことが苦手な分、SNSでつながりがっていますが考え方の偏りは大きいです。
つまり、人間関係においてはあっさりしていると考えればいいかと思います。
仕事とプライベートを完全に分けています。
私の部下の場合
私の部下といろいろ話をして分かったことは、ゆとり世代と言われてきた本人たちは社会に出ると「ゆとり世代だから仕方ない」と言われることが分かっているのです。
部下は、「逆にハードルが下がっている分、誉められやすいからいいんです」と言っていました。
さらに、「昔からゆとり世代と言われて育ってきたので、今更気にしてないです。」とも言っていました。
群れることが苦手という意見に対しては、「確かに群れることが苦手な人はいますが、個人的にはみんなでワイワイしてた方が好きです。」
「私自身は、誘われたら断らないようにしています」とも言いますが、初対面の人と話すのは苦手なようで、人見知りをしてしまいます。
初対面の女性とは、常に敬語で話してしまい連絡先を聞きたいのに聞くことができようで、なんかかわいいです。
ちなみに部下は男です。
まとめ
- 他人と意見がぶつかるくらいなら一人でいる方が楽
- つながりはSNS等のインターネットで十分
- 人見知りでシャイ
- 年上の異性にドキドキする
こんな感じのようです、自分の若い時を見ている気がします。
あんまり変わりません。
辛いのは嫌!!仕事は楽しく
仕事に対する姿勢は、世代によって考え方が違います。過去には
- お金をもらえるなら休まず働く世代
- 残業の美学世代
がありました。
その世代からすれば当然のことが、若者世代には全く通じません。
若者は、
- 生きていけるための給料がもらえればそれだけで十分!!
- 残業して給料が上がるくらいなら、残業しないで自由時間が欲しい!!
- 給料がよくても怒られるなら、怒られなくて給料が安いほうがいい!!
という考え方をしています。
私は、「どんな職場でも少なからず怒られたり、嫌みを言われたりするのは当然でしょ」と思っていました。
しかし、SNSなどを調べていると「うちの企業は完全にホワイト」「今日もなんにもしないで一日終わった」等のコメントが発信されています。実際にそういう会社があるようで驚きました。
つまり、SNSがない世代の私は自分が働いてる企業が普通と思い混んでいただけと気付かされたんです。
なので、怒られたり、嫌みを言われても、「どこの企業も同じこと。ぐっとこらえよう」と思うしかなかった私とは考え方が違います。
そして、SNSを使う若者世代は、同世代がどのように働いてるか情報が入ってきます。なので、他人は楽をしているように見えてしまっているんです。若しくは本当に楽なのかもしれません。
つまり、SNSで1人が言ったことでも、若者的には「みんな」という風に思ってしまう環境ということです。
例えが違うかもしれませんが、
友達1人が新しいゲームを持ってると、自分の親に「みんな持ってるから買ってほしい」とお願いしたことありませんか?・・・・・・・やっぱりちょっと違うか。
いずれにしても、隣の芝が青く見えるように、他人の職場がよく見えているのです。
なので、辛い仕事はやりたくない、だから楽しく働きたい!!という思いが強いです。
私の部下の場合
私の部下は、仕事を覚えるのにいっぱいいっぱいで、他のことを考えてる余裕はないようです。
仕事中は、頑張って仕事をしていますし、休みはプライベートを充実させているようです。
今のところ、仕事に対して辛いということはありませんので、問題ないかと思います。
ただ、ほかの部署の同期よりは厳しい職場で働いてることは間違いないので、そのうち「辛い」と言いそうではあります。
その時は、効率よく仕事をする方法や完璧を求め過ぎないようにアドバイスをする必要があるかなと思います。
今は、基本を教えている段階なので、時間がかかりすぎてしまうのが問題です。
まとめ
若者にとって仕事とは、生きていくだけの手段に過ぎません。
ストレスを感じてまでその企業で働く必要がないと考えています。
昔も同じ考え方をしていた人はいたと思いますが、SNSが無く、他の企業の情報が入ってこなかったのため、辛くても我慢していただけです。
少し調べただけでも、考え方が違うのだとひしひしと感じています。
自分が教わった通りに教育することは絶対にやめようと思います。
自分のすべてを受け入れてほしい
簡単に言えば承認欲求が強いという事です。
どんな世代でも、「認められたい」という欲求はあります。
仕事をしていれば上司から褒められたいし、家事をしているなら旦那さんから誉められたいと思うのは自然なことです。
誉められたい若者は、SNS世代なので「いいね」を貰えることで自分の承認欲求を満たしています。
育った家庭環境によるものが大きいと思いますが、みんな誰かに認められたいのです。
私の部下の場合
私の部下に聞くと、「誉められたい気持ちは強いです」とはっきりと話します。
なので、仕事中はできるだけ誉めるようにしています。甘やかすわけではないので、嘘をついてまで誉めることはしません。
そのおかげか分かりませんが、私のことを信頼してるようで休みの日に何があったのか自ら話をしてくれることがあります。
まとめ
まずは仕事を覚えてもらうより先に、人間関係を築いていく方が先だと考えています。
人間性を認めることで、信頼関係が出来上がり、私の音を認めてもらうことで、仕事も早く覚えるようになります。
しかし、時間をかければ、人間関係→仕事の順番で教えていけるのですが、上司からは早く一人前にするように指示されています。
話が元に戻ってしまいますが、時間をかけずに早く育成するにはどうすればいいのか考えないといけません。
いい方法があれば知りたいです。
まとめ
未成年の部下を持つということは、思っていたより大変です。
価値観も違うし、考え方も違うし、経験も違うので、接し方が変わってきます。
私は、人間関係でそこまで苦労したことがないので若者とも人間関係を作ること自体は問題ないと思いますが、早く成長してもらえるように教える方法は別なので、いろいろと考えないといけないと思います。
話がまとまらない記事になってしまいましたが、今回はこれで締めようと思います。
今回初めて部下のことを記事にしたことで、自分自身いろんな気づきがありました。
今後も、私と部下の関係を記事にしていき、自分のメモとしつつ誰かの役に立てばいいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
テントウ♂