この記事は、家族や恋人などの大切な人が、ある日突然「突発性難聴」と診断された時の対応方法や反省点について、「耳に違和感を感じたときから完治するまで」を実体験から経験したことをまとめたものです。
もし、あなたの大事な人がある日突然「耳に違和感を感じる」と言ってきたらどうしますか?
自分のことじゃないから、「そのうち治るよ」なんて適当な言葉をかけると、後でとんでもないことになる可能性があるのでくれぐれも慎重な対応をしてください。
私には、大事なパートナーがいます。
そのパートナーの片耳がおかしくなり、「そのまま放置していたら音が聞こえなくなる可能性があった」ということがありました。
目次
結論1 すぐに病院へ行くように促す
まず一番大事なことは「すぐに病院へ行くように促すこと」です。
耳の違和感が「突発性難聴」の場合は、受診が遅くなるほど治りも悪くなります。
素人では何も判断できないので、まずは病院で受診することを促してください。
結論2 他人事と思われる対応をしない
もう一つの結論は、「他人事と思われる対応をしない」ということです。
初めの対応を間違えると、大事な人の耳がおかしくなると同時に、私たちへの信頼が一気になくなります。
当たり前のことですが、適当なことは言わないように注意して下さい。
突発性難聴になってから完治するまでの流れ
突発性難聴になった本人にも記事を書いてもらっているので、最後にリンクを貼っておきます。
今回の流れについて簡単に説明します。
1日目
(違和感くらいなら自然に治るでしょ)
インターネットで調べてみるね
最初はこんな感じで話が終わりました。
2日目
治療が遅くなると聴力が完治しないこともあるんだって
難聴だと困るけど、一週間くらいで治るんじゃない?
もう少し様子見てから病院に行けば?
3日目
辛くて職場で泣いちゃった
それはいかん!!!すぐにでも病院に行きな
簡単に説明するとこんな感じでした。
一般的な青汁とは違う「生きた酵素!」の極濃青汁!!
大事な人が難聴になった時の適切な対応、反省点
耳の違和感はすぐに病院へ
耳に異常を感じたら、すぐに病院へ行くように促してください。
体の内側で何かしらの異変が起こっている話なので、本人しか分かりません。
素人の判断で「そのうち治るんじゃない」なんて言葉は絶対にNGです。
耳のことなので耳鼻科で受診してもらってください。
本人が病院へ行くのをためらっていたら、後で取り返しのつかないことになりかねません。
多少強引でもいいので、病院へ行って適切な処置をして下さい。
病院の先生が言うには「突発性難聴」は、受診が遅くなればなるほど、治りも悪くなるとのことです。
つまり、最悪聞こえなくなるということです。そこまで至らなくても、完全には戻らず違和感が残ることも十分にあるそうです。
違和感を感じてから治療開始するまでの治り具合の関係は、詳しく分からないそうなので、とにかく早めに病院へ行ってください。
今回先生に言われたことは、「早めに来たから1週間くらい薬を飲めば元に戻ると思うよ」とのことです。
治療方法としては、投薬が一般的なようで、テントウ♀の場合は、治療開始から3日くらいで治り始めてるようでした。
結局のところ原因は不明とのことです。
突発性難聴への対応で反省したこと
他人以上に本人が一番心配している
私が最初に、テントウ♀から「なんか耳に違和感を感じる」と聞かされた時は、自然に治ると思っていたので、真剣に対応しませんでした。
これが結果として悪かったです。
私は耳の違和感について相談をされたものの、今まで生きてきて耳に違和感を感じたことがないのでアドバイスのしようがありませんでした。
そこで病院に行くことを勧めればよかったのですが、「風邪」みたいに放置してても治りそうな気がしたので、病院へ行くことを勧めませんでした。
しかし、テントウ♀は耳が聞こえなくなるんじゃないかとかなり不安だったようです。
今思うと2人の間にはだいぶ温度差がありました。
テントウ♀に当時のことを聞くと、「何でもっと心配してくれないの?」と思っていたそうです。
大切な人が耳に違和感を感じたら真剣に心配してあげて下さい。
「そのうち治ると思う」はNGです!!
本人は精神的にも辛い
テントウ♀は、耳の違和感を感じてから本当に不安だったようです。
一緒に生活していて私が感じたことは、「笑顔が減った」ことです。
普段の生活は笑顔が多い家庭だと思いますが、耳の違和感を感じてから明らかにテントウ♀の笑顔が減りました。
つまり、「精神的にもつらい」ということです。
私は早く笑顔を取り戻してほしいという思いはあったんですが、時間が解決してくれるだろうと他人事になっていました。
テントウ♀は、めちゃくちゃ健康体というのもありました。
かなり健康体なこともあり、病気と言えば数年に一度風邪をひくくらいで、「肩が痛い」「腰が痛い」なんてことは全くないタイプの人です。
そういう人だったので、余計に精神的に辛かったと思うし、もっと早くに病院へ行かせるべきだったと反省してます。
テントウ♀も、病院へ行って原因が分かってから、治るか心配しているようでしたが、顔つきはかなりほっとしているようでした。
やはり、本人としては「原因不明」ということが一番不安だったようです。
今はテントウ♀の耳の調子が戻ったので、以前のような笑顔が戻り家庭の雰囲気も良くなりました。
こうやって後から振り返ってみると、当たり前のことですが、当時はなんでもっと心配しなかったのか反省するばかりです。
耳が聞こえなくなるとどうなるか考えてなかった
私の対応で悪かったことは「耳が聞こえなくなるとどうなるか考えてなかった」ということです。
私の中では「自然に治るだろう」という考えがあったので、ちょっといい加減な対応をしてしまいました。
どっかの段階で、耳が聞こえなくなるとどんなことが起こるかを考えるべきだったと反省してます。
今回は片耳だったのでまだ良いですが、音が聞こえなくなると
- 笑顔が減る
- 他人とのコミュニケーションがとりずらい
- 精神的に辛い
- 最悪うつになる
- 仕事に支障が出るかもしれない
- 子供に影響が出るかもしれない
など大変なことになりますので、最悪を想定しないといけませんでした。
この辺の認識が甘かったから、いい加減な対応になってしまったと思います。
まとめ
大事な人が「突発性難聴」にかかった時の対応方法についてまとめます。
大事なことは
- 早めい病院へ行かせる
- 他人事ではなく自分のこととして考える
です。
今回の反省点
- 本人が一番心配している
- 本人は精神的にも辛い
- 耳が聞こえなくなると最悪どうなるかまで考えてなかった
この点が挙げられます。
今回失ったもの
信頼
これは痛いですが仕方ありません。
信頼してもらえるように日々信頼を積み重ねていくしかありません。
今回記事を書いて、なんで相手のことをもっと心配するという当たり前のことができてなかったのかを反省することができました。
記事を書いてると、自分が情けなくなるくらい当たり前のことができてなかったと思いますが、当時はそれができてなかったんです。
普段は仲良く生活してても、いざというときに親身になって相手のこと考えれないと意味がありません。
相手の体のことを大事にしないといけないと改めて思うエピソードになったので、次回同じことをしないようにしようと思います。
自分が思ってる以上に、突発性難聴の当事者は不安になっているので、病院に行くようにするとともに、精神的にも支えてあげて下さい。
テントウ♂

