そろそろ、ふるさと納税の駆け込み時期になってきました。今年の返礼品は決まりましたか?
そもそも返礼品ってなに?っていう人もいると思います。
そこで今回は、「今年からふるさと納税を始めてみよう」ということで、簡単にできるように記事をまとめました。
そんな私もふるさと歴2年の若手です。1年前は
「ふるさと納税って言葉は聞いたことあるけど・・・。」
「何かめんどくさそうだからやってない」
「節税とかかっこ悪くて人に言えない」
「どういう感じで得なのかわからない」
と考えていました。
じゃあなんで、私みたいな人がふるさと納税をやり始めたかというと、結婚をして小遣い制になったからです。
小遣い制なので、基本的には同じお金しかもらうことができません。残業しても、休日出勤しても、忙しい時期も、暇な時期も、毎月同じ金額です。
そこで、「どうすれば小遣いを増やすことができるのか」について考え始めました。
そこで考えた結論は、「家への貢献」でした。
「家に貢献することで評価され、信頼を勝ち取れば小遣いアップにつながるかもしれない」と思いました。
一番、家に貢献できるのは何かと考えたところ、家のお金を貯めることです。お金を貯めると
- 旅行に行く
- おいしいものを食べる
- 投資する
- 貯金する
等ができることで、使い道の幅が広がり、テントウ♀もニコニコ。
小遣いアップで私もニコニコ
そこで色々調べた結果、ふるさと納税が簡単に節税できると判明したので、こんな作戦を考えました。
- ふるさと納税を始める
- 翌年の所得税、住民税が控除される
- 控除された金額を具体的に示し、家への貢献度をアピールする
- 小遣いアップ!!(ニッコリ)
では順番に説明していきます。
目次
ふるさと納税の仕組み
大前提として、皆さんいろんな控除を受けているので、一概にいくらお得とは言えません。
金額は、
- 独身か
- 子供がいるか
- 年収いくらか
- 保険などの控除額
によって決まってきます。
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、全国の自治体(市町村)に寄付をすると、お礼として返礼品が送られてきます。
返礼品を受け取り、ワンストップ特例制度か確定申告をすれば、翌年の住民税が減額されるというシステムです。
もっとわかりやすく言うと、サラリーマンの場合で条件以内であれば2000円を払うことによって、全国各地の返礼品をゲットできるシステムです。詳しくは後で説明します。
こんなにいい制度なので、やれる人は絶対にやった方がいいです。特しかしないのでおすすめです。
返礼品には、本当にいろんな種類があります。
- 食料・・・肉、やさい、魚、お酒、果物(季節のもの)、アイス等々
- 日用品・・・洗剤、トイレットペーパー(毎年ゲットしてる)、包丁等々
- レジャー・・・各種テーマパークの入場券(施設による)
- 旅館・・・日本中の旅館(施設による)
こんな感じで、とにかく種類が多いです。
自分の気に入ったものを探すだけでも、ふるさと納税の楽しみの一つかなと思っています。
ふるさと納税の注意点
来年の住民税が減額される制度です。よって、現金が還付されるわけではありません。
ふるさと納税の流れ
寄付可能額を調べる
寄付可能額を調べる方法としては、総務省のHPに載っていますがあくまでも目安です。
返礼品を探す
返礼品の探し方としては、
- 楽天ふるさと納税
- さとふる
- ふるさとチョイス
- ふるなび
等があります。
楽天ユーザーの場合は絶対に楽天で頼んだ方がお得です。楽天ユーザーの私が言うので間違いないです!!
その理由は、楽天ポイントが付くからです。そして、年に数回の楽天スーパーセール期間中なら、さらにポイントUPにつながります。
例えば、普段楽天でふるさと納税をすると、ポイント5倍くらいだと思うので
10,000(寄付金)×5%=500ポイント付与
となります。これでも還元率は十分です。
楽天スーパーセール期間中で、ポイントマラソンをした場合で15倍の場合は
10,000(寄付金)×15%=1500ポイント付与
となります。
楽天ユーザーの人は分かると思いますが、ポイント15倍というのはそんなに難しくないことです。
スーパーセール期間中のポイント倍率はどんどん増加傾向にあります。最大倍率を出すのは難しいと思いますが、15倍くらいはいけます。(H30年12月のポイント倍率は最大43倍です。)
頼んでみる
各サイトに行き、購入手続きを行います。
楽天の場合は検索バーから「ふるさと納税+欲しいもの」で検索するとわんさか出てきます!!
すでに会員登録している人は、普段買い物する感覚でできます!!
購入画面で、「ワンストップ特例制度を使う」を選んでください。すると「領収書」と「ワンストップ特例制度の用紙」が入った封筒が郵送されてきます。
もし忘れた人は、自治体に連絡すれば対応してくれます。基本的には、HPから用紙をダウンロードできる自治体が多いです。
「さとふる」、「ふるさとチョイス」でふるさと納税をする人は、会員登録をした後に購入することとなります。
実際に使ったことがないので詳しく説明できなくてごめんなさい。
駆け込み(12/31)で頼むと
- 希望した返礼品が売切れてる
- サーバーがダウンして頼めなかった
- 現金で払えない
があるので気を付けて下さい。
受け取る
数日待つと自宅に返礼品が送られて来るので受け取るだけです。
季節の野菜や果物を頼んだ場合は、その時期にならないと送られてきませんので注意です。
果物は、忘れたころにやってくるので、軽いサプライズ気分が味わえます。
ワンストップ特例制度を使う
自宅に郵送されてきた書類の中を確認すると、ワンストップ特例制度の用紙が入っています。
この用紙に記載例に従って書いてください。身分証の写しや領収書を添付する形が一般的です。
記載したら、送られてきた自治体に返信するだけでOKです!!
控除について
控除される金額
控除額は、収入、結婚の有無(扶養かどうか)、子供の数によって変わってきます。
控除の方法
ふるさと納税を5自治体以内にすれば、勝手に自治体が処理をしてくれます。
6自治体以上に寄付をする場合は、ふるさと納税をした翌年の3月までに確定申告をしないといけません。
時期
翌年の住民税が控除されます。
例えば、H30年にふるさと納税を行ったとすると、翌年のH31年の住民税が控除の対象となります!!
Q&A
ふるさと納税は得なの?
ふるさと納税は、2000円の寄付に対し数万円から数十万円の返礼品を受けることができるのでかなり得です。やらないともったいないです。
ふるさと納税の期間はいつまで?
ふるさと納税の寄付の期間は、12/31 23:59分までです。
ワンストップ特例制度の返信の期間は自治体によって違いますが、1/15日前後となります。返信用封筒に記載されてるので確認して下さい。
しかし、過去には駆け込みが多すぎてサーバーがダウンしたこともあるので早めに終わらせたほうがいいです。
時期が迫ってくるとクレジットカード決済しか間に合わなくなるので、現金で払いたい人は早めに寄付してください。
どれくらい得なの?
今は、30~40%の還元率が一般的です。
例えば、1万円の寄付をすると、3000円~4000円相当の返礼品が送られてきます。
何か損してる気になりますが、税金で引かれる金額で物がもらえるので得なのは間違いありません。
自分の負担額が2000円なので、1つの自治体に1万円分の寄付をするだけでも少し得になります。
例えば、5自治体に5万円分の寄付をした場合は、2000円で
5万×(30~40%)=1万5,000円~2万円
の品物を買ったのと同じ事です。
これだけお得になります。
ワンストップ特例制度とは
5自治体以内でふるさと納税を行い、返信用の用紙に個人情報を書いて返信すると、自動で翌年の税金が減額される仕組みです。
6以上の自治体に申請したい場合は?
その時は、翌年の3月までに確定申告をしなければいけません。インターネットか手書きなどいくつか方法はありますが、自分でやると手間なので5自治体以内にした方がいいです。
家を建てて確定申告する場合はどうなるの?
他に控除で確定申告する場合は、特例制度が使えません。確定申告するしかありません。
自分の住んでる自治体に寄付できますか?
自治体によるので、確認する必要があります。できない自治体で寄付をしてしまうと全くうまみがないので気を付けて下さい。
主婦や学生でもできますか?
ふるさと納税自体はできますが、住民税を収めてる人がやると得になる制度なので、払ってない人はやらない方がいいです。
共働きの場合で収入が多い場合は、夫婦でやった方が得です。
自己負担の2000円ってどういう意味ですか?
1箇所でも5箇所でも自己負担額は2000円までしか払う必要がありません。
5か所だからといって、5×2000円にはなりませんので心配しないでください。
クレジットカード決済はできますか?
基本的にはできます。楽天でふるさと納税する場合はすべての自治体で使えます。
注意点は、納税する人の名義のクレジットカードを使ってください。
夫のふるさと納税分をポイントが付くからといって、妻名義のクレジットカードで寄付をしてもただの寄付になってしまいます。
回数制限はありますか?
同じ自治体に何度寄付をしても問題ありませんし、1自治体としてのカウントになります。
「ワンストップ特例制度は5自治体まで」なので、例えば、1か所で6回行ってもワンストップ特例制度は使えます。
記載内容の不備に気が付いたらどうすれば?
寄付先の自治体に問い合わせて下さい。期間内であれば郵送で終わると思います。
過ぎてしまった場合は確定申告しないといけません。ワンストップ特例制度と確定申告を行った場合は、確定申告が優先されるようになっています。
返礼品は自宅い届きますか?
寄付をするときに郵送先を自由に選ぶことができます。
下宿している子供や、おじいちゃん達に、米や食料を送ることができます。その場合は送り先に一言伝えておかないと、受け取り拒否で返品されてしまうので注意です。
人気の自治体はどこですか?
各サイトにランキングで紹介されてるので参考にすればいいと思いますが、人気の自治体はすぐに売り切れになってしまします。
特にAmazonカードは人気ですぐになくなってしまいました。
欲しいものがある場合は、あらかじめ狙っておいた方がいいと思います。
旅行券もあると聞きました
確かにありますが、国外専用などの決まりがあるので寄付する前に確認して下さい。
間違えて寄付した場合は、金券ショップにもっていけば換金してくれます。
まとめ
ふるさと納税は、翌年の住民税が控除される仕組みです。還付されるわけではありません。
収入がある人は確実にお得なのでやらないともったいないです。
- 2000円払うだけで数万円の返礼品がもらえる
- 全国の名産品が食べれる
等々、制度自体はメリットしかありません。
いろんなサイトから選ぶか、楽天ふるさと納税で簡単に購入するかを決めて買い物感覚でポチっとするだけです。
注意点としては
- 上限を超えない
- 年内に寄付金を収める
- 寄付する人のクレジットカードを使う(クレジット決済の場合)
- 人気の自治体はすぐになくなる
最後に個人的なおすすめとしては、
- トイレットペーパー
- 沖縄のブルーシールアイス
- 正月ようの海鮮物
- Amazonカード
です。
毎月米やビールを頼んでいる人も結構いるみたいです。
本当にふるさと納税はおすすめなのでぜひやってみて下さい。
12/4~11までは楽天スーパーセールが行われているので、この機会を逃す手はありません。
我が家もこのタイミングで寄付しています。
テントウ♂