河口湖の中にある無人島「鵜の島」に行ってきたので、その行き方と島内について説明します。河口湖と言えば、富士山の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている、富士五湖の一つで、山梨県にある湖です。
富士五湖とは、富士山の北側に存在する湖で、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の5つです。今回行ってきた鵜の島は、河口湖の真ん中にある無人島です。
富士五湖の中で、鵜の島のように無人島がある場所は、河口湖だけです。
鵜の島の面積、周囲、人口、アクセス
住所/山梨県南都留郡富士河口湖町大石2584番地
●面積:約0.03km2
●周囲:約0.7km
●人口:無人島
●アクセス:※定期船がないので、近くの船を借ります。船乗り場から、鵜の島までの時間は、手漕ぎボートで10~20分くらい、直線距離は500メートルくらいです。
●島内を回る時間:30分くらい
●トイレ:どこかにあるらしいのですが、私たちは気が付きませんでした。
大した時間もかからないので問題ないと思いますが、最悪の時のためにティッシュを持って行ったほうがいいと思います。
一番近くで手漕ぎボートを借りられる場所は、”ボートハウスさかなや”という店になります。
釣り人は朝が早いので、早朝からやっていますが、夕方で人が来ないときは早めに店を閉めてしまうことがあるので注意です。
事前に電話をしておいた方がいいです。
店を構えてるわけではなく、駐車場に軽四貨物(エブリーみたいなやつ)が駐車していると営業中の合図で、無いと帰ってる可能性が高いです。
手漕ぎボートは、慣れるのに少し時間がかかりますが、慣れてしまえば、気持ちよく進んでいくので、楽しいです。初めての私でも問題なく行けたので、行くなら楽しんでください。必死にこぎ過ぎたおかげで、少しマメができたのと、お尻の皮が剥けてしまいました。岸に上がるときに濡れるかもしれないので注意。
事前の対策
●虫刺され対策(夏)
●水分
●ボートを漕ぐ体力
鵜の島の説明
河口湖畔には弥生時代の遺跡が散財しているのですが、鵜の島からも縄文時代早期から弥生時代の土器や石器類が出土しており、極めて重要な遺跡であることでも知られ町の文化財に指定されています。
甲斐の年代記「勝山記」には、永正13年に湖岸の住民が合戦から逃れ、鵜の島へ避難して年を越したことが記されています。また天文23年には、武田晴信(信玄)の信濃侵攻における伊那郡侵攻で捕らえられた、神峰城主の知久頼元親子が鵜ノ島へ幽閉され、その翌年船津の浜にて自害したと記録されています。
ボートハウスさかなやの人の話だと、以前は観光客がたくさんいたので、島内に自販機や飲食店があったそうです。しかし、現在は一年に一度しか行かないため、島内は手付かずになっているそうです。
鵜の島散策
上陸デーーース!!
まずやりたいことはこれ。無人島の醍醐味!!GPSがうまく反応してませんが、上陸です。私たちが上陸した場所は、東側(右側)の尖がってる場所の船着き場からです。

曇っていましたが、暑すぎず寒すぎずでいい感じ。ボートが面白い反面、思っていた以上に体力を使いました。船を固定するものが無かったので、流されない場所に置き、散策スタートです。

船着き場から、くるっと反転すると、いい感じの鳥居があります。無人島なので、基本的に人はいません。私たち、、、、だけ、、、、、、です。

鳥居をくぐり、中へ入ります。人が歩けるように、ブロックが敷いてあります。中に入ると、そこは、別世界です。生活音がないので、音と言えば、鳥のさえずりだけです。数分に一度、「し~~ん」となり、全く音がない時間が流れます。

どんどん歩いていき、頂上を目指します。夏に行ったので、蚊がたくさんいました。私たちは、虫よけ対策無しだったので、きつかったです。

鳥居から歩くこと15分くらいで、ついに目的地の鸕鷀嶋神社が姿を現しました。少し不気味な雰囲気を醸し出しており、迫力があります!!

近くに寄ってみます。夏なのに、涼しく静かなので、やっぱり怖い。

その後、賽銭を済ませ、船着き場に行き、手漕ぎボートで島を一周して帰りました。
鸕鷀嶋神社(うのしまじんじゃ)
鸕鷀嶋神社とは、弁財天(通称:島の弁天)が祀られており、毎年4月25日には鸕鷀嶋神社例大祭が行われ、「稚児の舞」が奉納されます。例大祭の日だけ大石地区から船が出るそうです。
どんな大祭かは分かりませんが、この神社にい人が集まるそうなので、にぎやかになるんだと思います。それはそれで、一度見てみたい気がします。この後、テントウ♀はレンタサイクル、私は自分のロードバイクで河口湖一周した後、気になってた富士山クッキー買って帰りました。我が家の体育大会でした!!
最後まで読んで頂きありがとうございます。今回は鵜の島に行った時の話でした。とても貴重な体験ができたと思います。興味がある方は、観光のついでに足を運んでみてはいかがでしょうか。誰かのためになる記事を書き続けていきます。
テントウ♂
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